SpamAssassin and Mail Server

先日、ASFのBoardのうちの一人がSpamAssassinの「Apache Incubator からの脱却」と「TopLevelへの移行」の事をgeneral@incubator で書いてたのもあったんで、ちょっと書き換えてapachenews.org記事を書いてみたわけだが。早速、internetnews.com が取り上げたらしい。

原文に、

> The Apache Software Foundation is taking the spam fight to a new level
> — literally — with the promotion of its Spam Assassin project to
> top-level status.

とあったわけで、まあこれは正しいわけだけど、internetnews.com を引用した日本語訳@ITmedia が

> Apache Software Foundation(ASF)がスパム対策の取り組みを強化、
> 「Spam Assassin」プロジェクトの優先度をトップレベルに引き上げた。

としてました。

まあ、「トップレベルプロジェクト」(TLP)というのがどういうものかを知らなければ支離滅裂な翻訳になっちゃうわけで … apache.org 内で、サブドメインを持つプロジェクト(あるいは、独自のPMC機構をもつ … 運用上は「あるいは」というより「かつ」なんだけど、今現在進行中のApache XML FEDERATION への移行の関連上、インフラが今後どうなるか、といったところで解釈の違いが生じてくるかもしれない)をTLPと言うわけで。で、法的にも、TLPのPMC(Project Management Committee:プロジェクト管理委員会)が「プロダクトのリリース」をするわけだ。だから、例えばこないだで言えば、「Apache Jakarta Project、Apache James v2.2.0 をリリース」てのは間違いで「Apache James Project (PMC)、Apache James v2.2.0 をリリース」が実は正しい(英語の”on behalf of” をうまく使える人はここらへんの「法的関係」の概念とか理解しやすいかもしれない)。SpamAssassinも、「Apache SpamAssassin Project (PMC)、SpamAssassin version 3.0 をリリース」というのも来月あたりお目見えするでしょう。あ、そうそう。もうひとつ例を挙げれば、「Jakarta Commons Net」は、「Apache Jakarta」がTopLevelで、「Jakarta Commons」 がサブプロジェクト名、「Commons Net」は サブ・サブプロジェクト名(でもあり、プロダクト名でもある)、てな具合。URLがhttp://jakarta.apache.org/commons/net/ であることにも注目。

それにしても、内部事情を知っているだけに、「スパム対策の取り組みを強化」っていう表現にはちょっと笑ってしまうけど。ま、前に「Perl正規表現」使ってMIMEエンコードなサブジェクト(日本語・韓国語・中国語・ロシア語)をはじく方法を教えてあげた事はあったけど、あのサーバのデフォルト設定にしちゃったもんだから俺のApache.orgアドレスに日本語サブジェクトなメールが来なくなったんだよな(いや、厳密に言うと、そのフィルタをすりぬける方法は存在するわけで。MLで言えばfreeml系はNGでyahoogroups.jp系はOK。)・・spam としてメールをはじいて送信者に送り返すようになった(その設定の方がよっぽどスパムな気がするが….たはは ^^;)。。。サーバに重要な変更があったら「連絡」くらいすりゃあいいのに(何のためのcommitters@ リストなんだか、って感じ)・・更に悪い事に、偶然にも僕がインターネットにアクセスしてなかった(2週間ほど完全にアクセスしなかった)5/28あたりから突然メールサーバの設定を変えたらしい。IBM dW-Japan Newsletterメール(@日本語)が来なくなってた(^_^)のとatmarkITメールが来なくなってたので判明したわけだが。

「大部分のapache.orgメーリングリストで、マルチバイトなメールが来ることは想定しにくいから、メーリングリストの設定に措いてはデフォルトではじいたほうが良いよ」とは言った事があるけどさ(あ、あの「うぃるすぱむ」なのがはじめて登場した頃だから去年8月)。でも、httpd にもドイツ語なリストがあるように、日本語・韓国語・中国語・ロシア語のリストだってつくれる(ニーズがあってもおかしくない)わけなんだから、そういったメーリングリスト用に「例外」は準備してもいいよね、とは言っといたわけだ。勿論、committerの中にもマルチバイトな連中は(かなりマイナーだけど)いる事はいるわけだし、彼らのコミュニケーションはデフォルトでマルチバイトだろう、というのもすぐ理解できるだろうに。理路整然とそう伝えても理解できないのであれば、理解しうる人間に権限を与える、という事をやると少しはまともになるかもしれない(去年、PoorなAirH”@32kbps環境だったのもあって、メールサーバの運用やってみる?とBrian氏に言われたときにためらっちゃったんだよなあ・・・今思えば、あれが大失敗な「選択」だったな・・あの選択を間違わなければ今頃は … alas)。

ま。ともあれ、SpamAssassinが今後マルチバイトにどう対応していくか、注目。マルチバイトを完璧に理解する人間が一人か二人いるだけで、かなり違うような気はするな・・運用にしても開発にしても。

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