Berkeley DB の Java Edition がリリースされたらしい。Sleepycatより。今回はベータではなく製品版。
殆どのプロジェクトで、「リレーショナルデータベース」を無駄に使っているケースが散見されますが、Berkeley DB Java Edition はかなりの部分「無駄RDBMS」を意識しない設計を可能とするでしょう。
まあ、ロギング(やティッカー)にRDMSを使ったりするプアな設計よりは、Berkeley DB Java Edition でファイル化して1日1回なり(1時間に一回なり)「固めて」おいてオブジェクトとしてRDBMSに格納するような手法を取った方が効率的でしょう。まあ、RDBMSなんぞは使わなくても*勿論*良いわけですが。
ともあれ、「Write Once … 」な精神からすれば、Berkeley DB Java Edition は*かなり*賢い選択肢のひとつになるような気はします。
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Appendix:
Apache Directory Project の Alex Karasulu 氏によれば、
“Berkeley DB Java Edition will, without a doubt, be the de facto standard Java API for manipulating BTree databases.”
だそうです。的を得てますねえ。