Risk Management – Automatic Revolving Door at Roppongi Hills

Risk Management – 六本木ヒルズ(Roppongi Hills)自動回転ドア事故に見るリスク管理

先日、大型複合施設「六本木ヒルズ」(東京都港区: Roppongi Hills)で男児(6)が自動回転ドアに挟まれ死亡した事故は、警視庁が Roppongi Hills を管理する「森ビル」など関係先計7カ所について業務上過失致死容疑で家宅捜索を始めるなど真相解明に向けての動きがあわただしくなっています。

この「自動回転ドア事故」で問題になった自動回転ドア、実は私も Roppongi Hills に友人と行った際に「危ないな」と思っていました。去年の6月 (2003/06) でOpenしたての頃の事ですが、友人がこの自動回転ドアを通ったとき、背負っていたリュックサックが挟まって、中に入っていためがねケースが「ばきばき」と大きな音をたてて壊れてしまった事があります。緊急停止から25cmもすすまないと止まらないとなると、明らかにかなりの「圧力」(正確に言えばたぶん「Torque」)がかかってしまうため、男児の死のような痛ましい事故は想定できたように思われます。その友人が近くにいた「警備員」にたいしてクレームをつけると、「上司に連絡する」とか何かでそこに10分近く待たせ、更に出てきた男性もその友人の「怒り」を沈めるための十分な「言葉」を使っていなかったように思えました。結局「めがねケース」だけだったので金銭的な損害も殆どなかったと言えるかとは思いますが、「弁償します」うんぬんよりも「危険が近くにあったと言う事を知ってしまった恐怖」を適切に拭える様な真摯な対応が欲しかったと言えます。

事情をきいて、それで気が落ち着く程度の「危機管理」「対応」のノウハウは持っていてしかるべきだったと思います。また、オープン当初からこのような事件があった事を考えると、あのときから「何の対応もなされていない」のであれば、今後「不作為による犯罪」という認定が下されてしまうのも当然かもしれません。現場の声はきちんと把握しておかないと「リスクマネジメント」の<り>の字にも及ばないかもしれません。

事故は起こる可能性はある。・・問題は起こった時にどういう「対応」と「対策」を施すか・・ですネ。今回の事件は「経営」におけるリスクの中でも最も危険なものの一つでもあります。Risk Management の重要さがまた今後強調されていくのは間違いないでしょう。

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