自宅からのWEBサイト公開 — フレッツISDN (NTT提供)編

1. 自宅からのWEBサイト公開 〜 はじめに

 この、Terra-International, Inc. のホームページは、レンタルサーバーを使っていますが、Terra-InternationalにはWindows 2000 Serverマシンもあり、このマシンで作成したWEBを、なんらかの形で公開できないものか、と常々考えておりました。ただ、問題となるのは、フレッツIP接続で一般的なプロバイダーを利用する場合、IPアドレスが固定ではないので、専用線接続のように保有ドメイン名にIPアドレスを振り当て、WEB公開、ということは通常できません。

では、どうすればよいか、というと、「動的IPアドレスをマッピングしてくれるサービス」を利用し、更に、フレッツISDNで利用するダイアルアップルーターの設定で、TCP/IPのポートの一部を開放すればよいのです。今回は、動的アドレスをマッピングするサービスをご紹介するとともに、大体の設定の概要を説明いたします。

尚、これによって、例えばTerra-Internationalの場合、WEB開発の受託の際に、わざわざ成果物をお客様のところにもっていかなくても、ある程度のテストはしていただけます。SOHOの方々には、特に朗報となるでしょう。

2. 自宅からのWEBサイト公開 〜 基本となる事

 NTTのフレッツISDNサービスに加盟してください。尚、フレッツADSLでもできるようです。Firewallが入っているのが一般的なので、ケーブルでは無理のはずです・・・。以下は、ISDNに限定して話をすすめます。

(WEBを公開する場合) IIS (Internet Information Server) をインストールしてください。NT4.0 Serverの場合は、Service Packに、Windows2000 Serverの場合は、デフォルトでついてきます。Windows 9x系のPWS (Personal Web Server)でも問題はありません。
開放する、PCのローカルIPアドレスを設定してください。一般的には、192.168.1.xです。ルーターがDHCPサーバーをかねている場合、できれば固定して指定するようにしましょう。

ルーターの設定で、「NATe拡張設定」にて、開放するポートを指定してください。WEBサーバーを公開する場合は、ポート80を開放するようにしてください。IPアドレスの指定をする場所がある場合は、上で設定したローカルPCアドレスを入れてみてください。ここらへんは、お持ちのルーター等により、色々とかわってしまいます。私はcomstarzを使っていますが・・。

尚、
HTTP: 80 (WEBサーバー)
TELNET: 23
FTP : 20,21
SMTP : 25
POP3 : 110
が一般的なポートです。

IISなどのWebサーバーが起動しているかどうかは、http://(Your computer Name)/でも確認できます。

3. ドメイン名とIPアドレスをマッピング

 海外には、色々なサービスがありますが、無料で利用できるもので、結構おすすめなのが、dyndns.orghn.orgです。特に、hn.org(ハンマーノード)は、独自のドメイン名を利用することができます。尚、日本にも最近はいくつか動的DNSサービスを展開しているところがあるようです。Google等で検索して下さい。

ハンマーノードに限って話をすすめると・・。

まず、

Vanity Dynamic DNS

でアカウントを作成します。Create an Accountです。指定したメールアドレスにメールが入ります。http://hn.org/(User Name)/ というURLができあがります。次に、Modify your Accountで、アカウント情報を更新します。アカウント更新は、まだあまり必要としません。適当なときに書き換えてください。

Tools」で、「YourIP – Your IP Address」を選びます。そうすると、今の接続状態でのIPアドレス(プロバイダにより動的に割り当てられたIPアドレス)が表示されます。TOP画面に戻って、IPの欄に先ほど表示されたIPアドレスを入れ「UPDATE」をおします。尚、WEBサーバーを公開する設定にしてあれば、先ほどのIPアドレスをブラウザでたたけば、なんらかの表示がされているはずです。

http://hn.org/(User Name)/ のURLを指定すれば、WEBサーバーが公開されていることがわかります。

次に、自分の持っているドメイン名を使えるようにします。まあ、その前に、ドメイン名の取得が必要です。onamae.comあたりが良いのではないでしょうか。ドメイン取得した際、NS (Name Server)をどうするかという設定ができるはずですから、そのNameServerを

Primary NS :     ns1.hn.org  (63.169.118.18)
Secondary NS : aux1.hn.org (63.169.118.19)

にします。

次に、

Virtual Domain Mappings

Create an Accountに移ります。アカウント(先ほどのVanity Dynamic DNSと同じでも違っても良い)を作成後、IDとメールで送られたパスワードを入力し、「Login」をします。「Insert Domain」を選択します。Domain Name:の部分に、自分の取得しているドメイン名(***.com // ***.net 等)を入れます。上のNS(Name Server)の書き換えを行って24時間以上たっている場合は、「Check here if domain is already delegated to ns1.hn.org / aux1.hn.org (The Hammernode will verify a yes “checked” response.)」の部分をチェックしておくとよいでしょう。

次に、画面を戻して、「Modify Domain」のプルダウンメニューに先ほどいれたドメイン名が入ったことを確認します。ドメイン名を選択して、クエリ送信を押します。ここで、Rec Typeが「A」になっているものを「Delete」します。そして、「Insert a new Resource Record:」で、Rec FQDNに自分のドメイン名を、Rec Type に「A」を、「Rec Value」に、上の「http://www.hn.org/(User Name)/」を、DynDNSを「1」にして、<Insert>します。<Queue for Varification>のボタンがある場合は、まだ、NSの設定が完全にhn.orgのNSにいっていません。成功していれば、「This Domain wasverified against the root servers on …(date)….」が表示されます。

これで、設定は完了です。http://www.(yourdomain)/が表示されれば、大成功。

あとは・・・ですね・・・。IPアドレスは動的に変わってしまうので、http://www.kvtek.com/にある、yiPostなどを利用し、30分に一度くらいInternetにアクセスして、自分のIPアドレスをhn.orgサーバーに登録するように指定しましょう。このプログラムが、PCが立ち上がったときに自動的に実行されるよう、autoexec.batを書き換えるなりなんなりしてください。

yiPost以外にも、いくつか良いツールがあります。http://support.dyndns.org/dyndns/clients/ の「Client Listings」で、自分のPCのOSにあわせたツールを選んでください。(私は、ロシア人が好きなので、なんとなくyiPostにしてみました(笑))

4. 最後に

 本当は、こんな短くかけないほど、いろんな技術が必要なのですが、概要を大体書かせていただきました。あとは、本人のやる気次第(あとは英語力?)です。がんばってください。

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